本当はひっそりと引きこもって暮らしたい!幸チャレPです。
今晩は!
前回の動画で昔よくあったパチンコ店のスタート放送をやったんですよ。「〇〇番台ラッキースタート!」みたいな奴です。
20代の方はあまりわからないかもしれませんが、30代以上の方には懐かしい光景だと思います。
ちょっと気になってる人も居るみたいなので…今回の内容はこちら!
「パチンコ店の大当り放送って何で無くなったの?」
ちょっと憶測も含みますし、私個人の考えも入りますが…スタート放送が無くなった時代のパチンコ業界にどっぷり入り込んで居た人間としての意見です。
まずは
⓵射幸心を煽る
これはそのままですね。射幸心を煽る事がダメ!って言うのは業界のみならずパチンコに少し詳しければご存知だと思います。まぁ「パチンコの存在自体が射幸心を煽ってるんじゃねーの?」という話は今回は置いといて下さい。お願いします。
⓶ウルサイ
これはでかいのです。パチンコ店の店内放送は正直言って当時従業員の楽しみのひとつでした。スタッフが個々にオリジナルな物を考えて放送してた訳なんですよ。私も色々考えた物です。
「台叩きや掛け持ち禁止のお願い放送をしながらいつのまにか煽りマイクに代わってるver」
「閉店放送が葬儀会場のような悲壮感あふれるお別れver」
なんかが私の持ちネタでした。
まぁ…ぶっちゃけうるさいですよね。なんせ従業員はノリノリのドヤ顔ですから。負けてるお客様からしたらひっぱたきたくなりますよね。
しかしパチンコ店は変わって行きました。どこの法人様もビッグマート戦略に走っていくわけです。差別化より標準化です。
そうなってくると1つの方向性として静かに落ち着いた…とか、お洒落な…とか。お店としてのコンセプトが店内放送とそぐわなくなって行く訳です。「ジャンジャンバリバリ!」では無くなって来る訳ですよ。
従業員がマニュアルに沿ってないオリジナルの店内放送をするなんてもってのほかです。個性は殺しにかかります。
基本的に他の繁盛店の真似をするのがパチンコ業界ですからね、後はどんどんなくなって行きました。ウルサイだけの店内放送などイラン!という訳です。
勿論それを残して行きたい!
と考えるお店も多かったのですが、それにひっかかるのが「⓵射幸心を煽れない」な訳です。
実際問題今「パチンコ店で大当たり放送が出来ないのか?」と言われたら私は出来ると思います。
前回のブログで少し書きましたが、事実を述べるだけなら良い訳です。(過去の事例を基に)
簡単に言うと
「海物語36番台大当たりスタートです」
これを店内放送で伝えるのは問題無いと思うのです。ただ当たってるのを流すだけですから。現にコンピューター音声で流れるシステムをそのまま使ってるのは最近まで見た事あります。潰れましたけど
でも放送してたらそれだけで済みます?
「ジャグラー〇〇番台ビッグボーナス」みたいな事を伝えるだけです。
意味なくないですか?
そもそも店内放送自体が射幸心を煽る為に存在していたような物ですから。それが禁止になると放送自体の意味が無くなる訳ですよ。
そうすると事実を伝えるだけでは無く
「ジャグラー〇〇番台!BIG20回REG26回!この挙動は間違いないです!」
みたいな事言いだしちゃうんですよ。もう完全に
アウト!
な訳ですよ。通報ですよ。所轄から指導入る訳ですよ。
そもそもどこまでのラインが射幸心を煽るのか?
が曖昧なんでね、下手な事は出来ない部分が有るんですよ。
長くなりましたが、結論としては
射幸心を煽れない店内放送は意味が無いので、業界の健全化やチェーンストア化により廃れていった
といった所だと思います。
私は好きですけどね。でも負けてる時はウザイのでいらないです。
つまりそんな感じです。
おしまい